通関上、『外国』とみなされ、税関より特別な管理監督が行われる区域。特別な優遇政策が実施され、外貨管理方法、課税方法、倉庫貯蔵方法で利点がある。
企業所得税全国33%税率であるが、経済特区では15%。更に優遇制度を活用すれば黒字計上後の2年間までは免税(0%)、その後の3年間は半分の7.5% 税率にすることも可能である。又、ハイテク企業になると、8年間減税(7.5%)、11年目より10%税率を適用。製品輸出型企業は6年目より、10%税率に適用。
特別経区、保税区からの部品・製品の出し入れは通関業務が必要になる。又、通常の輸出入業務においても、多くの書類の提出が求められる。書類の不備が罰金の対象ともなる。
輸出入商品の品質を保証するため、商検機関並びに国家商検部門及び商検機関指定の検査機関により、輸出入商品に対して検査が行われる。
従業員を雇用する場合、企業と従業員の双方は、中国の法律と法則に従って労働契約を締結しなければならない。契約書には、雇用、解雇、報酬、福祉、労働保護、労働保険等の事項を明記しなければならない。